「60〜70年代自分好みの音楽史」

『Nursery Cryme』

「ジェネシス(Genesis)」

バンドメンバーの入れ替え~ギタリストのスティーヴ·ハケットとドラマーのフィル·コリンズの2人が加入したことでバンドの目指す方向性が見えた時期の作品が『Nursery Cryme』です。

前作のフォークロック色を残した「TRESPASS(侵入)」とメロディーの構成自体は大きく変わらないものの、川に例えるなら「渓流から里川へそして大河へと流れが変わる過渡期」のアルバムと言えます。

本作品でジェネシスは本気モードでプログレッシブ·ロックへと全振りしました。

①メロトロンの濃密な世界観にどっぷりと浸かったキーボード:トニー·バンクス

②バンドに新たな色彩と奥行きのある音色をもたらしたギタリスト:スティーヴ·ハケット

③低音域を活かしながらメロディに寄り添うドラ厶:フィル·コリンズ

④12弦ギターとボトムを下支えするベースライン:マイク·ラザフォード

⑤繊細なフルート、歌唱力、パフォーマンスが劇的に進化した:ピーター·ガブリエル。

彼らが作りあげた一曲一曲がまるでひとつの物語として立ち上がっていきます。「The Musical Box」や「Fountain of Saimacis」など収録曲には、彼らの高い見識.、英国ならではの風土や風習、そしてマザーグースの世界観が巧みに織り込まれています。

この『Nursery Cryme』の邦題は「怪奇骨董音楽箱」ですが、私には少し違和感があります。タイトルは英国の童歌をもじった言葉遊びでもあり、単なる怪奇にとどまらない奥深さがあるからです。

このアルバム全体が持つ表情豊かな異次元音楽感を私は【幻想物語ミュージック】と捉えています。

当時私はジェネシスの幻想の世界にどっぷりと浸っていました。それはまさに【幻想物語ミュージック】の世界だったと思います。

※幻想物語ミュージックの世界を音で体感して下さい。

〘作品情報&CDチェック〙

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]【中古】 【輸入盤】NURSERY CRYME/ジェネシス
価格:2,299円(税込、送料別) (2026/10/31時点) 楽天で購入

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です