オリジナル盤をカバーしているミュージシャンは多くいるがAl kooperは他に類を見ない天才アレンジャーだろう。
この9曲目「Bearest Derling」 キーボードを叩きながら歌っているのだろうと憶測するが、オリジナル曲の流れを活かしながらAl kooperの世界だなと頷く曲です。
10曲目「Nightmare #5」 ニューヨークの闇の日常を表しているこの曲はイギリスのスタジオで録音されています。アコースティックで始まりベース、ドラム、キーボード、メロトロン等が最高のテクニックで曲を盛り上げています。
最後は「The Warning」 1970年代混沌としたニューヨークを曲にしています。 ゴスペルを効かせたR&Bバラードはこのアルバムの締めを飾っている聴き応えのある曲です。
アルバム『New York City(You’re A Woman)をおすすめする理由は
参加ミュージシャンの質の高さです スタジオミュージシャンやバックコーラス陣の仕事は実に見事です。 このアルバム「普段着」の佇まいでありながらその縫製や仕立ては超一流のオーダーメイドと言っても過言ではありません。 聴き込むほどに細部の丁寧な仕事が見えます。 このアルバムが描き出すのは1970年代のニューヨーク。 世界有数のビジネス都市でありながら貧困やスラム化と言う深刻な問題も抱えていた時代です。華やかさと混沌、希望と荒廃が同居する巨大都市への限りない愛着がこのアルバムのテーマです。 このアルバムの魅力は言葉で表すよりも 『聴く』ことですね。
コメントを残す